福井杉のベンチが並ぶ、センターコートの憩いの広場
ショッピングモールのセンターコートにある約80平方メートルの空きスペースを活用し、新たな憩いの場を整備しました。
この空間には、福井県産杉材を使用したオリジナルベンチを計37台配置。ベンチの形状は長方形と正方形の2種類で、座面は杉材そのままのタイプと人工芝を敷いたタイプの2パターンを用意しました。

また、利用する人の体格や用途に合わせられるよう、高さの異なる3種類のベンチを組み合わせています。
床には、人工芝が敷かれているので靴を脱いで上がれるようになっています。

このスペースは、ショッピングモール側の「市民の健康づくりを応援したい」という想いから生まれたもの。
買い物の合間に軽い運動やストレッチができる休憩エリアとして、誰もが立ち寄りやすい開かれた空間となりました。
靴を脱いでくつろげる、家族に寄り添う広場
今回整備したスペースは、キッズスペースとして設計されたものではありませんが、靴を脱いで上がるスタイルのため、赤ちゃんや小さなお子様連れの方にも安心してご利用いただける場所となっています。
人工芝の上では、小さな子どもが裸足で歩いたり、ハイハイをしたりすることができ、抱っこに疲れた時に「少し下ろして休ませたい」と思う瞬間にもぴったり。
子ども専用の場所ではないけれど、家族みんなが心地よく過ごせる——そんな程よい距離感の心遣いが生きた空間を目指しました。
担当者の声
このスペースは、どなたでも気軽に立ち寄って、くつろいだり、会話を楽しんだり、思い思いの過ごし方ができる場所です。
私たちは「市民の健康も支えるショッピングセンターでありたい」という思いから、この広場の整備を進めてきました。
ベンチは福井県産の杉材を使い、木の温もりを感じられる仕上がりになっており、デザイン性と機能性の両方を兼ね備えています。人工芝と組み合わせたタイプは特に小さなお子様にも好評で、安心して過ごせる空間が生まれたと実感しています。
今後も、地域の皆さまに寄り添う空間づくりを目指していきたいと思っています。