子育て支援センター・学童施設に、木の読書スペースを製作しました
千葉県にある、子育て支援センターと学童施設が併設された施設へ、子どもたちが自然に集まり、本を手に取れる読書スペースを納品しました。福井県産の杉とバーチ合板を組み合わせ、空間の中に木々が広がるようなオリジナルの造作です。

納品内容の概要
納品先:子育て支援センター・学童施設の併設施設
地域:千葉県
設置場所:子どもたちが集まる読書スペース
主な素材:福井県産杉、バーチ合板、ガラス
製作内容:樹木型の造作、本棚、収納、ベンチ、壁面意匠

A PLACE TO GATHER
本をきっかけに、子どもたちが集まれる場所へ
目指したのは、本を収納するためだけの場所ではなく、子どもたちが自然に集まり、好きな姿勢や距離感で過ごせる読書スペースです。
樹木の間を歩くように本棚をめぐり、気になる一冊を見つけたら、近くのベンチに腰かける。ひとりで静かに読む時間も、友だちと本を囲む時間も受け止められる構成にしています。
MATERIAL
杉のやわらかな表情と、バーチ合板の造形性
子どもたちが日々触れる場所だからこそ、木の質感を身近に感じられる素材を選びました。用途に応じて素材を使い分けることで、あたたかさと複雑な造形の両方を形にしています。
触れる場所に、杉のぬくもりを
ベンチや収納などの主要部分には、福井県産の杉材を使用しました。やわらかな木目と明るい色合いが、施設全体を穏やかな雰囲気で包みます。
樹木の形を、丈夫な面材で表現
枝が広がる樹木の造形には、環境に配慮したバーチ合板を採用しました。合板の端部も意匠の一部として生かし、木立の軽やかな表情をつくっています。
CAD & CNC PROCESSING
図面の線を、CNC加工で正確な樹木の形へ
樹木の切り出しには、設計図面から作成したCADデータを使用。自社工場のCNCマシニングセンターで、一枚ごとの輪郭や開口部を精度よく加工しました。
枝分かれした複雑な形状に加え、樹木の中へガラスをはめ込む納まりまで自社で製作・施工しています。設計データ、機械加工、木工、現場施工を一貫してつなぐことで、空間の意図を細部まで形にしました。

PHOTO GALLERY
木の形がつなぐ、読書・収納・くつろぎの風景
同じ樹木のモチーフを、本棚やベンチ、収納、壁面意匠へ展開しています。空間に統一感を持たせながら、それぞれの場所に必要な機能を組み込みました。







KIDS DESIGN AWARD
キッズデザイン賞を受賞した建物への納品
今回納品した建物は、キッズデザイン賞を受賞しています。子どもの過ごし方を丁寧に考えた施設づくりの一部に、日記家具の木工技術で関わることができました。公にも評価された空間の中で、これから多くの子どもたちが本と出会い、それぞれの時間を重ねていきます。
WHAT WE VALUED
この納品で大切にしたこと
集まり方を限定しない
ひとりでも複数でも、その日の気分に合わせて居場所を選べるよう、棚とベンチを空間全体に配置しました。
素材と形を使い分ける
杉のやさしい手触りと、バーチ合板の加工性を生かし、機能と樹木の造形を両立させました。
複雑な造作を一貫製作する
CADデータからCNC加工、木工、ガラスの納まり、現場施工までをつなぎ、設計意図を細部へ反映しました。
FOR CHILDCARE & COMMUNITY SPACES
子どもが集まる空間を、木の家具から一緒に考えます
子育て支援センター、学童施設、保育施設などの読書スペースや造作家具について、空間の広さ、使い方、ご希望の意匠に合わせてご相談いただけます。