日記日記
木育をテーマにした子どもの遊び場へ、国産材のクーゲルバーンと木製遊具を納品しました
2026.08.19
納品事例

木育をテーマにした子どもの遊び場へ、国産材のクーゲルバーンと木製遊具を納品しました

木に触れ、玉の動きや音を楽しめる、子どもたちのためのキッズスペース。日本の木材をふんだんに使い、空間に合わせて一からデザインしたクーゲルバーンや木製遊具を制作しました。

別の角度から見た国産材のクーゲルバーンと木育キッズスペース
白を基調とした空間に、木の色と漆の彩りがやさしく映えるキッズスペースです。

納品内容の概要

納品先木育をテーマにした、子どもが集まる商業施設内のスペース

納品内容オーダーメイドのクーゲルバーン、玉を転がして遊ぶ木製遊具、木を生かした造作

主な素材日本の木材

仕上げクーゲルバーンの着色を福井の漆職人へ依頼

SPACE

木に触れ、動きと音を楽しむ遊び場

今回制作したのは、木育を中心に、子どもたちが木の手触りや香り、玉が転がる動きと音を身近に楽しめる空間です。床面にはさまざまな木目が並び、周囲には木の玉を使った遊びや、壁に設けたクーゲルバーンを配置しました。

木目や節など、一つひとつ異なる木の表情も空間の魅力です。白い壁や布のやわらかな景色の中で、国産材の色合いと漆の彩りが自然なアクセントになっています。

木の形と木目を生かして制作した木製遊具
木の輪郭と木目をそのまま楽しめる遊具。触れたときにも木らしさが伝わります。
木の枝の形や木目を生かした壁面の木製造作
まっすぐに整えるだけではなく、木が育ってきた形や木目を空間の中に残しました。

MAKING

図面の先にある、玉の動きをつくる

玉を転がす遊具は、図面上の寸法だけで完成を判断できるものではありません。木を実際に切り、削り、玉を転がしてみる。速すぎないか、途中で止まらないか、次の受け皿へ気持ちよく移るか。動きを一つずつ確かめながら調整しました。

少しの角度や木の厚みで、玉の速さや音は変わります。手を動かして試し、また削る。その積み重ねで、小さな子どもが何度でも繰り返してみたくなる動きを目指しました。

赤い支柱に木の受け皿が連なる玉転がし遊具
高さのある遊具は、玉が上から下へ移っていく様子を目で追って楽しめます。
木の受け皿を連ねた玉転がし遊具の細部
受け皿の位置や間隔を調整し、玉の動きが自然につながるよう仕上げました。

KUGELBAHN

丸・三角・四角。目でも楽しむクーゲルバーン

壁面のクーゲルバーンは、日記家具でデザインを一から起こしました。丸・三角・四角をモチーフに、玉を転がす前にも、形や色の組み合わせを眺めて楽しめるデザインです。

着色は、福井の漆職人にお願いしました。木目を感じられる素材感を残しながら、赤や青、緑などの色が空間に広がります。木工と漆、それぞれの手仕事が合わさった遊具です。

四角と丸を組み合わせた漆着色のクーゲルバーン
四角の構成と丸い軌道。それぞれ異なる玉の動きを楽しめます。
三角形を組み合わせた漆着色のクーゲルバーン
大小の三角形が並ぶクーゲルバーン。形の違いも遊びのきっかけになります。

POINT

この空間で大切にした3つのこと

木に触れられること

国産材をふんだんに使い、木目や形、手触りを遊びの中で身近に感じられるようにしました。

繰り返し試せること

玉を置くたびに動きや音が返ってくる、何度でも試したくなる遊びを丁寧に調整しました。

目でも楽しめること

丸・三角・四角の形と漆の色を組み合わせ、遊んでいないときにも楽しい景色をつくりました。

MESSAGE

実際につくり、動かしながら仕上げる家具

子どもの遊具は、形ができたら終わりではありません。子どもの目線を想像し、玉を転がし、音を聞き、手触りを確かめる。図面と手仕事を行き来しながら、その場所に合う遊びをつくっています。

これから子どもたちが触れ、遊びを重ねることで、木には少しずつきずや色が残っていきます。「きずや色は、こどもの日記。」そんな時間を受け止める家具になればと考えています。

CONTACT

木育を取り入れたキッズスペースづくりをご相談ください

日記家具では、施設の広さや過ごし方に合わせて、国産材を使った木製遊具やオーダー家具をご提案しています。図面や空間写真をもとにしたご相談も承ります。