日記日記

保育園への家具の納品事例_1

2023.06.10

保育園の家具 一軒分全てを製作

今回のプロジェクトでは、東京都内の保育園一軒丸ごと、全ての家具を制作しました。園児たちの日常の私物を収納するロッカーや、お昼寝時に使用するコットの収納棚など、以下の家具を全て弊社(株式会社Tanzen)で製作させて頂きました。

・園児が使用するロッカー(4人用ロッカーH900)

・保育室内でおもちゃなどを片付ける棚(ユニットH600)

・お昼寝時に使用するコットの収納棚

・手洗い台のミラー付き棚

・園内の連絡用ホワイトボード

・木製のベビーゲート

・エントランスの下駄箱

主要な材料は 国産の木材

 我々が制作する家具は、可能な限り国産の木材を使用しています。子供たちが日常的に触れるロッカーやおもちゃ収納には、国産の杉材を使用しています。

おもちゃ収納などは、

塗装を施さずに表面をきれいに磨き上げ、そのまま仕上げています。

これには、感性豊かな小さなお子様が触れるものとして、国産杉の柔らかさを感覚的に体験してもらいたいという思いがあります。せっかく国産の杉やヒノキを使用しても、表面をウレタン塗装でしっかりコーティングしてしまうと、木材の特性が伝わらないと考えているからです。

手洗い台の前に設置するミラー付きの棚には国産の栗材を使用しています。この家具にはオイル塗装を施しています。栗は水に強い特性を持っており、その特性を生かして適材適所で材料を選んでいます。

ホワイトボードは、赤みのある優しい色合いの山桜の材を使っています。国産の木材の豊かさを体感していただければと思っています。

多様なニーズに応える家具の製作

保育園の家具を制作する際には、一般家庭の家具とは違った注意が必要です。

大きくは以下の2点を考慮しながら家具のデザインと制作を進めます。

・ 園児の安全

・ 保育士さんの負担軽減

<園児の安全について >

保育園の家具を制作する上で当然のことですが、小さなお子様が多数同時に集まる場所では特に注意が必要です。家具を制作する際に特に気をつけるのは指詰めの問題です。 扉には指が挟まない工夫を施したり、簡単に開けられないような仕組みにします。

<保育士さんの負担軽減 >

保育園で働く保育士さんの負担軽減も重要な要素です。 重い荷物を極力上げ下げすることがないよう、低い位置に収納を設けるなどの工夫をしています。 その際には、扉が園児に開けられないよう工夫する必要があります。また、先生が作業するスペースにはベビーゲートを設けることもあります。

搬入設置だけではなく複雑な取り付けも

我々は家具の制作だけでなく、現場での設置作業も行っています。 これにより、最大限の収納を確保しつつ、安全面とデザイン性にも優れた家具を納品することができます。
壁面にぴったりと収まる収納などが多いため、事前に大工さんと綿密に打ち合わせをし、現場ではサイズを調整しながら家具を組み立てています。
このような一貫した対応が可能なのは、
デザインから制作までを行う弊社の強みです!

子供たちに伝わってほしい木の魅力

我々が制作する家具は、木材の魅力を伝えることを最優先に考えています。

(もちろん、安全性等はしっかりと配慮した上で、です)

私たちは、その木材が国産であることが重要だと考えています。 日本には魅力的な木材が豊富にあります。 わざわざ海外から遠く、海を越えて二酸化炭素を大量に排出して運ぶ必要はありません!

国産材を使う必要性についてはこちらの記事もぜひ

我々はこれからも、日本の木材を使用し、環境に配慮した家具のデザインと製作をおこなっています。
私たちの作った家具を通じて、子どもたちに木材の温もりとその魅力を感じてもらえればと願っています。

お気軽にお問合せください

弊社では保育園家具のデザイン制作取り付けを承っております。

また 保育園家具のカタログも用意しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい

* 福井県が行う補助制度で購入金額の補助を入れる制度があります。

 福井県のみならず全国の保育園施設でご利用いただけますのでぜひお問い合わせください。

 

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